出発空港を選べるようにした理由

LaCieの写真ライブラリから選んだハワイの風景。「出発空港を選べるようにした理由」のアイキャッチ画像 マイル・旅行アプリ開発

今回のテーマ

今回は、マイル旅検索アプリ「MILESCAPE(マイルスケープ)」を作る中で経験した「同じマイルでも出発地で条件が変わる」について書きます。51歳の会社員である私にとって、アプリ開発は専門家だけの世界に見えていました。しかしAIに相談し、画面を確かめ、小さく直すことを繰り返すと、自分の困りごとを動く形にできました。

なぜこの機能・判断が必要だったのか

出発点は、機能を増やしたいという気持ちではありません。実際に使う場面で迷う回数や手間を減らしたい、という目的でした。保有マイル、出発空港、旅行日、人数から行き先を探し、空港名の表記揺れに対応しながら、最後は航空会社の公式検索で確認できる流れを作りました。

作業中は、うまく動く場合だけでなく、入力が曖昧な場合、権限が許可されない場合、データが見つからない場合も想像しました。AIは案を素早く出してくれますが、「自分なら安心して使えるか」を決めるのは人です。

実際に意識したこと

  1. 最初に利用場面を一つ決める
  2. 入力と結果の関係を分かりやすくする
  3. 間違えたときに戻れる方法を用意する
  4. 推定や制約を正直に表示する
  5. 実機や実際の操作で確認する

特に大切だったのは、前提条件を入力欄として明確にすることです。技術的に可能でも、使う人が迷ったり誤解したりするなら改善の余地があります。画面の言葉、ボタンの位置、確認表示まで含めて一つの機能だと考えるようになりました。

安全性と注意点

必要マイル、税金、空席は常に変動します。アプリ内の数値は比較のための目安であり、予約前には必ず航空会社の公式サイトで最新条件を確認する設計にしています。

AIで作ったコードも、そのまま公開せず、保存先、権限、外部リンク、数値の根拠を確認しました。分からない部分は「動いたから大丈夫」で終わらせず、どんな条件で失敗するかを試すようにしています。

51歳から始めて分かったこと

年齢より大きかった壁は、最初から完成形を求めることでした。一つの画面、一つの操作、一つの修正に分けると前へ進めます。会社員として限られた時間でも、次にやる作業を小さくしておけば再開しやすくなりました。

今回の学びは「前提条件を入力欄として明確にする」です。これからも成功だけでなく、迷った点や直した理由を記録します。同じようにAIを使って副業やアプリ開発へ挑戦したい方の参考になればうれしいです。